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【バラの通販専門店】オランダ行ってきました|花プラン

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【バラの通販専門店】オランダ行ってきました|花プラン

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2022/09/06

こんにちは。

バラ専門の通販、オンラインショップを運営しております

花プラン富樫です。

 

この1週間オランダへの出張でした。 どんな仕事か少しだけご説明を。

ものすごく簡単に言うと数年後に国内でデビューさせる品種選びのお供してきました。

以下長文。

 

バラの花と言いましても庭に植えるようなガーデン用のバラ、プレゼントなどに用いられるポットローズ、そしていつもお買い求めいただいている切花用のバラなどがあるんですが、それぞれ全く別物でしてそれぞれの品種改良が行われています。

弊社がいつも皆さんにご覧いただいり購入頂いているのは切花ですが バラ切花の品種改良はドイツ(コルデス、タンタウ)、オランダ(スクールールス、デルイター、インタープランツ、ユナイテッドセレクション、バイキングローズ、デュメンオレンジ)、フランス(メイアン、デルバール、ニルプ)の育種会社が多くの品種を世に生み出しています。

 

世界のシェアで言うとドイツのコルデスが世界トップ2位はオランダのスクールールスとなっています。

日本では4社が上記の育種会社の日本代理店として販売の管理を行なっています。 そしてその苗の生産を弊社含め国内の苗業社数社で行なっています。 京成バラ園芸(株) コルデス、タンタウ、インタープランツ、デルイター、メイアン、自社育種 國枝バラ園 デュメンオレンジ イノチオ精興園(株) スクールールス、ユナイテッドセレクションズ、バイキングローズ、自社育種、徳永園芸、本田園芸 オランダウェブジャパン ニルプ その他国内の個人育種家の方達がいらっしゃりその品種も数多く流通していますし、海外の種苗会社が日本向けには販売していないような品種も輸入品として流通しているものも多数あります。

いずれにしても日本の花屋さんで購入できるバラ切花は多くがヨーロッパ生まれのバラ達なんです。 今回の出張ではオランダの会社数社の品種選抜に行く日本のメーカーさんに同行して品種を見てくると言う内容でした。

今回選んだ品種達はこれから日本へ切花として輸入され、苗を作り、1年かけてテスト栽培を行い国内の気候での栽培状況を確認した上で2年後の国内発表を目指す流れになります。 今回選んだ品種と言うのはオランダで受粉、結実を経てタネを蒔いて発芽して〜と言った作業を経てた後に1次選抜、2次選抜、3次選抜と何年もかけて篩にかけられて残ってきたものから基本的には日本へ持ち帰ります。中にはある程度若い所で選んでくる品種もありますが、大体日本で流通するまでに7年くらいの時間がかかっています。

そのようなバラ達にはパテントが付いていてバラ切花農家はそれを負担してバラの苗を購入して栽培しています。基本的には許可なく増殖することはできないよう管理されているものなんですね。

 

選抜作業は結構大変な作業です。 花の形とか色の他に耐病性やら収量であったりを聞きながら選んでは来るのですが日本の厳しい気候条件に合うかどうかは実際に作ってみないもの分からないことが多く、日本でも多くの品種が発表されずに消えていく事になっているのが現実です。色や形などは感性だったり今の国内の流行り廃りなんかをある程度押さえていないといけないとは言うもののやはり定番となる所の色や形もまた重要な所。

今までは耐暑性も大事なポイントのひとつなんですが、今回オランダを訪問して分かったことは耐寒性を持つバラの開発にも力を入れているようです。

オランダはガスを使った自家発電によって得られたエネルギーで温室を管理してきたのですが、そのガスの価格が20倍程度(人によって言うことが違っているのですが大体このくらい)上がってしまっている現状ではこれからの寒い時期にはバラの生産管理は出来なくなってしまうので、ある程度低い温度で栽培のできる品種改良が行われ始めているようです。 日本もかなりコストアップしてますがオランダはレベルが違いますね。この冬は栽培ができないとの事。 年契約で安いガスを購入していた生産者は逆に電気を売る事で経営を守っているようです。

帰りのフライトで隣に座ったオランダ人のご夫婦(50代後半くらい)がこの前電気自動車を買った際に契約した電気代はかつての3倍と仰っておりました。 そう言った現状も肌で感じることができた今回の出張ですがこの経験をしっかりと経営の舵取りに活かしていきたいと思います。 振り返りつつ書き殴った、取り止めのない文章申し訳ありません。この1週間オランダへの出張でした。
どんな仕事か少しだけご説明を。
ものすごく簡単に言うと数年後に国内でデビューさせる品種選びのお供してきました。

以下長文。

バラの花と言いましても庭に植えるようなガーデン用のバラ、プレゼントなどに用いられるポットローズ、そしていつもお買い求めいただいている切花用のバラなどがあるんですが、それぞれ全く別物でしてそれぞれの品種改良が行われています。弊社がいつも皆さんにご覧いただいり購入頂いているのは切花ですが
バラ切花の品種改良はドイツ(コルデス、タンタウ)、オランダ(スクールールス、デルイター、インタープランツ、ユナイテッドセレクション、バイキングローズ、デュメンオレンジ)、フランス(メイアン、デルバール、ニルプ)の育種会社が多くの品種を世に生み出しています。
世界のシェアで言うとドイツのコルデスが世界トップ2位はオランダのスクールールスとなっています。

日本では4社が上記の育種会社の日本代理店として販売の管理を行なっています。
そしてその苗の生産を弊社含め国内の苗業社数社で行なっています。

京成バラ園芸(株)
コルデス、タンタウ、インタープランツ、デルイター、メイアン、自社育種

國枝バラ園
デュメンオレンジ

イノチオ精興園(株)
スクールールス、ユナイテッドセレクションズ、バイキングローズ、自社育種、徳永園芸、本田園芸

オランダウェブジャパン
ニルプ

その他国内の個人育種家の方達がいらっしゃりその品種も数多く流通していますし、海外の種苗会社が日本向けには販売していないような品種も輸入品として流通しているものも多数あります。
いずれにしても日本の花屋さんで購入できるバラ切花は多くがヨーロッパ生まれのバラ達なんです。

今回の出張ではオランダの会社数社の品種選抜に行く日本のメーカーさんに同行して品種を見てくると言う内容でした。

今回選んだ品種達はこれから日本へ切花として輸入され、苗を作り、1年かけてテスト栽培を行い国内の気候での栽培状況を確認した上で2年後の国内発表を目指す流れになります。

今回選んだ品種と言うのはオランダで受粉、結実を経てタネを蒔いて発芽して〜と言った作業を経てた後に1次選抜、2次選抜、3次選抜と何年もかけて篩にかけられて残ってきたものから基本的には日本へ持ち帰ります。中にはある程度若い所で選んでくる品種もありますが、大体日本で流通するまでに7年くらいの時間がかかっています。

そのようなバラ達にはパテントが付いていてバラ切花農家はそれを負担してバラの苗を購入して栽培しています。基本的には許可なく増殖することはできないよう管理されているものなんですね。

選抜作業は結構大変な作業です。
花の形とか色の他に耐病性やら収量であったりを聞きながら選んでは来るのですが日本の厳しい気候条件に合うかどうかは実際に作ってみないもの分からないことが多く、日本でも多くの品種が発表されずに消えていく事になっているのが現実です。色や形などは感性だったり今の国内の流行り廃りなんかをある程度押さえていないといけないとは言うもののやはり定番となる所の色や形もまた重要な所。

今までは耐暑性も大事なポイントのひとつなんですが、今回オランダを訪問して分かったことは耐寒性を持つバラの開発にも力を入れているようです。
オランダはガスを使った自家発電によって得られたエネルギーで温室を管理してきたのですが、そのガスの価格が20倍程度(人によって言うことが違っているのですが大体このくらい)上がってしまっている現状ではこれからの寒い時期にはバラの生産管理は出来なくなってしまうので、ある程度低い温度で栽培のできる品種改良が行われ始めているようです。

日本もかなりコストアップしてますがオランダはレベルが違いますね。この冬は栽培ができないとの事。
年契約で安いガスを購入していた生産者は逆に電気を売る事で経営を守っているようです。

帰りのフライトで隣に座ったオランダ人のご夫婦(50代後半くらい)がこの前電気自動車を買った際に契約した電気代はかつての3倍と仰っておりました。

そう言った現状も肌で感じることができた今回の出張ですがこの経験をしっかりと経営の舵取りに活かしていきたいと思います。
振り返りつつ書き殴った、取り止めのない文章申し訳ありません。

 

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